僕は今年、やっと自動車の運転免許を取得した。
産まれも育ちも都内なので車のない生活に不自由はなかったが、昨年、前職を退社し、しばらく求職しながらフリーで仕事をしている時に彼女の薦めもあり教習所に通い始めた。
その後、就職が決まって会社勤めを始めたので、少し時間がかかったが、今年のエープリルフール(4/1)にうそのように僕は免許を手に入れた。
*040727
仕事を終え、彼女が会社まで車で迎えに来てくれたのでドライブに出かけた。
靴の修理を頼んでいたので銀座まで受け取りに行った後は、特に行く場所もなかったので適当に走った。
「お台場でも行こうか」ということになり一般道を通ってお台場を目指す。
まだ、道に詳しくない(と言うか、元々極度の方向音痴)ので、カーナビ頼みで進む。
途中、わかりにくい分かれ道で誤って首都高に乗ってしまった…。
これが『初めての高速道路』だ。
初めての料金所をくぐり、いざスピードを上げようとすると、前が詰まっている。
渋滞だ。
スピードが出せなくて残念な気持ちとスピードを出さなくてすんだ安堵感を同時に感じる。
しばらく走ると後方からサイレン。
事故だな。
その後数分進んだ所では乗用車が真っ逆さまにひっくり返っていた。
"Upside down"
運転初心者の僕は更にハンドルを持つ手に余計な力が入った。
行き先を二転三転させ、「そういえば今日は花火大会だから見えるかもしれない」と結果自宅の方面へ。
『初めての高速道路』はたいしたスピードも出さず、たいした距離も走らずに終わった。
それでも結構緊張したけどね。
その後、自宅の付近をくるくる回って食事をして帰宅した。